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ウォルマートの決算・株価チャート・今後の見通し

 

 

ウォルマートは世界最大の売上高を誇る小売企業(スーパー)です。

 

店舗では食料品、衣服、家庭用品、家電、ゲーム、おもちゃ、医薬品など生活に必要なありとあらゆる商品が揃います。

 

ウォルマートは大型のスーパーセンターや会員制スーパーのサムズクラブを中心に経営しています。

 

日本では2009年から西友がウォルマートの100%子会社として運営しています。

 

本記事ではウォルマートの特徴、決算情報、株価チャート、今後の見通しについて解説ます

 

 

 

 

ウォルマート(Walmart)とは?

 

 

 

ウォルマートの最大の特徴とは?

 

それはEveryday Low Price(エブリデイ・ロープライス=毎日安売り)です

 

ウォルマートは期間限定セールスといったことを行わず、常に毎日最も安い価格で商品を売っています。

 

Everyday Low Price戦略を取っているために、ウォルマートはいつ行っても必ず安いという消費者の信頼に繋がり、ブランドイメージが作られています。

 

イーグル隊長

期間セールスを行ってしまうと、消費者はセールス期間以外に買い控えをしてしまうことが起こります。ウォルマートは売上を安定させるためにも、Everyday Low Priceが経営方針です。

 

Everyday Low Priceができるのは、当社の徹底したコスト管理によるものです

 

ウォルマートは世界で一番売上高が大きい小売スーパーです。売上高が大きければ大きいほど、仕入価格の交渉力が強く、ウォルマートは徹底したコストカットを実施しています。

 

もう1つのウォルマートの特徴は巨大な店舗に何でも揃っていることです

 

米国のスーパーはどこも日本と比較にならないほど大きいですが、その中でも非常に大きいのがウォルマートです。

 

ウォルマートのメイン店舗である、「ウォールマートスーパーセンター」は非常に巨大で、20,000㎡近くの面積があります。

 

サッカー場が7,000㎡程度なので、サッカー場3つ分程度の広さがあります。

 

巨大な店舗内には食料品、日用品、衣服、家電、ゲーム、おもちゃと何でも揃っています。

 

 

ウォルマートスーパーセンター

ウォルマートスーパーセンター

ウォルマートスーパーセンター

 

 

ウォルマートスーパーセンターはウォルマートのメイン店舗です。

 

全米で約4,000店舗を運営し、売り場にはありとあらゆる商品が存在し、ウォルマートで揃わないものはないほどの品揃えを誇ります。

 

店舗に入って1週するだけでも結構な時間がかかるほどの大きさで、圧倒的な品物の数々が毎日低価格で提供されているので、アメリカ国民に親しまれています

 

 

Sams Club(サムズクラブ)

 

 

Sams Club(サムズクラブ)はアメリカの会員制スーパーです。

 

日本にはないため、知名度が低いですが、アメリカでは有名なスーパーです。

 

サムズクラブのイメージとしてはコストコです。会員カードがないと入店ができず、年会費が40ドル程度かかります

 

サムズクラブは全米約600店舗で展開しており、会員制スーパーとしてコストコに次いで2位の店舗数です。

 

 

デジタル化の展開

 

 

ウォルマートは店舗経営のデジタル化を進めています

 

例えば、商品の管理にはBossa Nova(ボサノバ)と呼ばれる自動チェックロボットを使用しています。

 

ボサノバは複数のカメラとセンサーにより店内の情報を収集し、商品在庫の確認と追加発注を行います。

 

イーグル隊長

巨大なスーパー内では手作業で在庫管理を行うのは困難であり、自動化することで人件費の削減とより効率的な店舗運営を可能にしています。

 

また、自動運転による食品デリバリーを実施するため、グーグル系のウェイモやスタートアップのNuroとロボット配送の提携を進めています。

 

 

イーグル隊長

ウォルマートが自動デリバリーを実施するようになれば、アマゾンにとっては脅威となります。

 

 

アメリカで最も裕福な一族経営

 

 

ウォルマート創業者一族のウォルトン家はアメリカで最も裕福な一族です

 

一族の総資産は2018年時点で1,749億ドルに達しており、世界で最も裕福な家族の1つです。

 

資産の大部分はウォルマート創業者のサムウォルトンとその弟、バッドウォルトンに由来するものです。

 

ここまで巨大な企業で一族経営している会社は非常に珍しく、ウォルトン家はフォーブス誌に掲載される常連のセレブファミリーです

 

 

過去のM&A

 

ウォルマートはM&Aに積極的で、過去積極的な買収を繰り返してきました。

 

M&Aの歴史

2003年:Amigo Supermarket(プエルトリコ)を買収

2004年:BOMPRECO(ブラジル)を買収

2005年:西友(日本)を買収。その後2009年に100%子会社化

2009年:Distribucion y Servicio(チリ)を買収

2010年:動画配信会社のVuduを買収

2010年:Massmart(南アフリカ)を買収

2015年:Yihaodian(中国)を買収

2016年:Jet.com(ECサイト)を買収

2017年:Shoebuy(靴専門ECサイト)を買収

2017年:Mooseijaw(アウトドアECサイト)を買収

2018年:フリップカード(インド、ECサイト)を買収

 

近年はECサイト企業の買収に特に力を入れています

 

世の中の流れとして実際の店舗からオンラインショッピングへの移行が加速しています。

 

ECビジネスはアマゾンの1強ですが、アマゾンに対抗すべくウォルマートは虎視眈々とシェア獲得を狙っています

 

 

ウォルマート(Walmart)の決算情報

ウォルマート(Walmart)の決算情報

ウォルマート(Walmart)の決算情報

 

 

ウォルマートの決算は売上と利益がともに安定しています。

 

 

ウォルマートの決算

ウォルマートの決算

 

 

2020年のセグメント別売上は99%がスーパーの売り上げで、1%のみメンバーシップによるものです。

 

 

2020年セグメント別売上

2020年セグメント別売上

 

 

2020年の地域別売上のほとんどは米国へのものです。

 

2020年地域別売上

2020年地域別売上

 

 

ウォルマート(Walmart)の株価チャート

ウォルマート(Walmart)の株価チャート

ウォルマート(Walmart)の株価チャート

 

 

ウォルマートの株価推移をS&P500と比較しました。過去5年間の推移です。赤がウォルマートで青がS&P500です。

 

過去5年株価推移比較

過去5年株価推移比較

 

 

過去5年間でS&P500は59%成長しましたが、ウォルマート株価は82%の成長。S&Pを凌駕する成長を続けてきました。

 

次に2020年初来のウォルマート株価とS&P500の比較です。

 

2020年初来株価チャート比較

2020年初来株価チャート比較

 

 

コロナウィルスによるマイナス影響が大きい2020年初来では、S&P500は3%の成長ですが、ウォルマート株価は11%の成長。ウォルマートの株価はS&Pと比較しても高く推移しています。

 

コロナウィルスの影響により巣ごもり需要が高まる中、食料品や日用品は生活必需品なので、ウォルマートは無くてはならないものです

 

また、ウォルマートはECサイトやオンライン注文、店舗ピックアップを強化しており、コロナウィルスの影響を最小限に抑える努力をしています。

 

 

ウォルマート(Walmart)の株価見通し

ウォルマート(Walmart)の株価見通し

ウォルマート(Walmart)の株価見通し

 

 

ウォルマートの今後の株価推移見通しです。

 

ウォルマート株価見通し(Tipranks)

ウォルマート株価見通し(Tipranks)

 

 

Tipranksのアナリスト予想によれば、ウォルマートの今後1年間の株価見通しは140.58ドル。23人のアナリストによる予想で、最低値は130ドル、最高値は150ドルです。

 

アナリスト予想の最小値と最大値にそこまで株価の乖離がないため、比較的精度の高い予想と言えるでしょう

 

ウォルマートは売り上げが大きく、ビジネスがシンプルで安定しているため、今後の予想がしやすい銘柄です。

 

2020年8月現在ウォルマートの株価は131ドルなので、Tipranksの株価予想140.58と比べて割安状態です

 

イーグル隊長

生活必需品セクターのウォルマートは過去5年間S&P以上のリターンを残してきました。コロナウィルスの影響も限定的です。株価が割安な今のうちにウォルマート株を購入するのは賢い選択でしょう。

 

 

まとめ:ウォルマートの決算・株価チャート・今後の見通し

 

 

 

世界最大の小売業であるウォルマートの特徴、決算情報、株価チャート、今後の見通しを解説しました。

 

ポイント

  • ウォルマートはEveryday Low Priceを売りにした世界最大の小売企業
  • 徹底的なコストカットと自動化により効率的な店舗運営を実施
  • 日本では100%子会社の西友を展開
  • 近年はM&AによりECサイトを強化し、アマゾンへ対抗
  • 生活必需品セクターのウォルマートはコロナウィルスによる売り上げ、株価への影響は限定的

 

ウォルマートはEveryday Low Price(毎日安売り)のブランドで知られており、アメリカ国民に愛される大型スーパー。

 

現在はEC企業のM&Aや自動運転デリバリーに力を入れており、オンラインビジネスを強化。イーコマース分野でアマゾンに対抗しています

 

イーグル隊長

生活必需品セクターを代表するウォルマートはコロナウィルスの影響が少なく、今後も安定した推移が期待される優良株です。

 

本記事はこれで以上です。

 

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    イーグル隊長

    30代副業サラリーマンです。資産運用、副業の有益を発信しています。10年以上金融に携わり、米国にてMBA取得。株式アクティブ運用中。自由な生き方をすべく、アーリーリタイアを目指しています。

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