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アフターコロナで米国クルーズ船株はお買い得なのか??

アフターコロナで米国クルーズ船株はお買い得なのか??

アフターコロナで米国クルーズ船株はお買い得なのか??

 

 

米国クルーズ船株はコロナショックによって最も株価を下げたものの一つで、現在も割安状態が続いています。

 

アフターコロナで多くの株がコロナ前の水準近くまで戻っていますが、クルーズ船株はまだまだ回復半ば。それだけリスキーな株であると言えます。

 

しかし、経済再開とワクチンの開発状況次第では、株価回復が進み、魅力的な株になるかもしれません

 

クルーズ船株はまだまだリスクが高いですが、アフターコロナを耐えられれば、現在の安い株価を考えると「お買い得」な株と言えそうです。

 

悩める柴

クルーズ船株の中でも、どれが安全でどれがリスキーな株なの?

 

本記事ではコロナショックで注目を集める米国クルーズ船株3つを紹介します。

 

イーグル隊長

クルーズ船株はどれも厳しい経営状況ですが、その中でも比較的安全、または高リスク株が存在します。今回は米国クルーズ株を3つ紹介します。

 

 

 

 

Royal Caribbean(RCL)

 

Royal Caribbeanはクルーズ株の中で一番安全と言われています

 

1969年設立の米国船会社。業界2位のクルーズ船会社。運行エリアはカリブ海を中心とし、アラスカ、ヨーロッパ、パナマ運河、カリフォルニア、バミューダなど。

 

ファミリー向けのクルーズが主であり、2019年時点で26隻の客船を保有。船内は多彩な設備やショー、数々のレストラン、イベントが用意されています。

 

クルーズ船の質、オペレーションともに評価が高く、クルーズ船業界のリーダーと称されています

 

コロナショックにより2020年9月末までクルーズ船の運航は中止見込み。ビジネス再開までまだまだ時間がかかりそうです。

 

Royal Caribbeanの過去株価ピークは133ドル付近だったものが、一時期25ドル付近まで下がり、2020年6月現在は60ドル前後。

 

Royal Caribbean 株価

Royal Caribbean 株価

 

 

クルーズ需要の回復に至るには時間はかかりそうですが、富裕層やリタイア層を中心にクルーズニーズは高い業界。経済再開となれば、一気に予約が埋まり、業績、株価も回復するかもしれません。

 

アフターコロナのワクチン開発状況、政府の支援、経済再開支援策などにより、株価回復が期待されるところ。

 

しかし、リスクとしてはコロナ感染が更に拡大。またクルーズ再開しても第二波、第三波により感染が広がること。そうなると株価回復まで長い時間がかかりそうです

 

Royal Caribbeanは現預金は3.8billionドルを保有していますが、給与支払やクルーズ船固定費、既存借入返済が発生します。

 

キャッシュフロー

キャッシュフロー

 

 

直近では借入調達により現預金が増えているので、多少余裕はありますが、どこまで耐えられるかは不透明。

 

株価の上振れ要素はありつつも、同時に倒産リスクも考えないといけない先です

 

tipranksによる株価予想は以下の通り。平均54ドルとしつつ、上振れ時には85ドル、下振れ時は23ドルの予想。

 

Royal Caribbean株価。出典:tipranks

Royal Caribbean株価。出典:tipranks

 

 

株価の下振れリスクも高いため、リスクを許容できる投資家のみが手を出していい銘柄です。

 

 

Norwegian Cruise Line Holdings(NCLH)

 

Norwegian Cruise Line Holdingsは業界3位のクルーズ船企業。

 

業界内でも比較的小さい船と新しい船を保有しており、小回りが利きやすい経営体制となっています

 

将来2年間で竣工を予定している新規クルーズ船がなく、投資負担は少ないため、コロナショック回復期では大きなアドバンテージと言えそうです。

 

Norwegian Cruise Line Holdings株価

Norwegian Cruise Line Holdings株価

 

 

コロナショック前の最高値は60ドルだったものが、コロナショックで10ドル割れとなり、現在は20ドル付近を推移。

 

コロナショックを乗り越え、最高値まで戻れば、株価3倍の上振れ可能性あり。

 

しかし、キャッシュフローは万全と言えず、現預金は1billionドル程度。コロナによる営業停止で、今までプラスで推移していた、営業キャッシュフロー(Operating Cash Flow)が見込めないため、苦しい経営となりそうです。

 

NCLHキャッシュフロー

NCLHキャッシュフロー

 

 

クルーズ船再開がいつになるかで株価の回復が大きく左右されます。

 

TipranksによるNCLHの株価評価は控えめ。平均で16ドルを予想。上振れ時は30ドル、下振れ時は11ドル。

 

NCLH株価。出典:tipranks

NCLH株価。出典:tipranks

 

 

すぐに株価が回復することは見込みづらそうです。

 

経済再開やワクチン開発のポジティブなニュースで株価が大きく上下するため、短期的な株価のうねり取りが出来れば良い投資先と言えそうです

 

長期保有先としてはリスクが高いでしょう

 

 

Carnival Corporation(CCL)

 

最後はCarnival Corporation。世界最大のクルーズ客船の運航会社です。紹介した3つのクルーズ船株の中では一番リスキーです

 

10のクルーズブランドを抱え、業績不振に陥った会社の買収を繰り返し、世界最大のクルーズ船会社となりました。

 

保有船舶数が多く、世界最大級のクルーズも保有。その分、固定費が重く、借入負担が大きい先

 

コロナショックによりクルーズ営業は2020年9月まで停止状態であるため、厳しい経営が続きます。

 

カーニバル社の株価はコロナ前は70ドルを上回る時期がありましたが、コロナショックにより10ドル割れ。現在は20ドル弱で推移しています。

 

CCL株価

CCL株価

 

 

株価の上振れポテンシャルは大きいものの、固定費が重く、経営がどこまで持つかが疑問点です。

 

キャッシュフローは直近の保有現預金は1billionドル。NCLHと同程度ですが、カーニバル社の方が規模が大きいため、現預金水準は不足しており、危険です

 

 

CCLキャッシュフロー

CCLキャッシュフロー

 

 

TipranksによるCCLの株価予想です。平均は16ドル、上振れ時は24ドル、下振れ時は11ドル。

 

CCL株価予想

CCL株価予想。出典:Tipranks

 

 

上振れ時でも24ドルの評価はかなり手厳しいものです。最高値の1/2以下にあたります。それほどCCLの経営は厳しく、先行き見通しがつきにくいということです

 

アフターコロナで長期的に株価は過去最高値まで戻るかもしれませんが、道のりは長く、途中のオペレーションは困難を極めるでしょう。

 

ハイリスクを取れる人だけが手を出して良い株です

 

 

まとめ:アフターコロナで米国クルーズ船株はお買い得か??

まとめ:アフターコロナで米国クルーズ船株はお買い得か??

まとめ:アフターコロナで米国クルーズ船株はお買い得か??

 

 

アフターコロナで注目される米国クルーズ船株を紹介しました。

 

いずれの株価は暴落状態にあり、割安であるのと同時に、株価回復までの道のりは遠いと言えます。

 

最大の焦点は経済再開、ワクチン開発、普及までオペレーションが持つかどうか。それまで現預金が足りるかどうか

 

アメリカの政策支援、ワクチン開発状況次第で株価が大きく上下するボラティリティの高い株銘柄です。

 

初心者におすすめは出来ませんが、リスクを許容できる投資家であれば、お買い得な銘柄かもしれません

 

米国航空株と同様に、コロナショックで一番被害を受けたセクターであり、今後の株価動向に注目が集まります。

 

本記事はこれで以上です。

 

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    イーグル隊長

    30代副業サラリーマンです。資産運用、副業の有益を発信しています。10年以上金融に携わり、米国にてMBA取得。株式アクティブ運用中。自由な生き方をすべく、アーリーリタイアを目指しています。

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