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GAFAMとは?最強企業の成長率と強み弱みについて

GAFAMとは?最強企業の成長率と強み弱みについて

GAFAMとは?最強企業の成長率と強み弱みについて

 

GAFAM(ガファム)とはグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトの5社の頭文字を取った名前です

 

GAFAMとは?

G:Google(グーグル)

A:Apple(アップル)

F:Facebook(フェイスブック)

A:Amazon(アマゾン)

M:Microsoft(マイクロソフト)

 

世界をリードするGAFAMは皆が知っている超有名企業。過去GAFAMは何度も世界を変えてきました。

 

GAFAMの成長率はS&Pや日経平均と比べると圧倒的に高いです

 

米国株の投資を行う上でまず購入候補に入るGAFAMについて、その特徴と強み、弱みを紹介します。

 

イーグル隊長

GAFAMはいずれも巨大企業ながら、いまだに圧倒的な成長率で伸び続けています。米国株購入時の参考にどうぞ。

 

 

 

 

GAFAM(ガファム)とは?

 

 

2020年4月にGAFAMの合計時価総額は日本の東証1部企業すべての上場企業の時価総額合計を上回りました

 

イーグル隊長

東証1部にはトヨタ、NTT、ソフトバンクGをはじめ、2100社以上が上場していますが、GAFAMの5社だけで東証1部の全企業の合計を上回ったことになります。

 

社会へのインパクトが大きいGAFAMはすでに企業としてのレベルを超えており、世界の社会インフラに近い存在になっています。

 

現状、GAFAMのライバルになる企業は実質いません。GAFAMは巨大すぎるため、今からGAFAMの領域に挑戦しようとする企業はほとんどないからです。GAFAMはGAFAM同士で激しく競争をしています。

 

GAFAMの競合

  • 広告事業:グーグル、フェイスブック、マイクロソフト、アマゾン
  • ネット検索:グーグル、マイクロソフト
  • 動画共有:グーグル、フェイスブック、アップル
  • ゲーム:マイクロソフト、グーグル、アップル

 

一方で、GAFAMに対して規制をかける動きが世界中で起きています

 

GAFAMは多くのジャンルで圧倒的なシェアを持ち、膨大な個人情報を取り扱っているため、独占禁止法に反するなど、規制を加える議論が活発です。

 

例えば、フランスではIT大手に対してデジタル課税を2019年から導入しました。これは広告や個人情報の販売に課税をするものであり、GAFAMを対象にした課税といえるでしょう。

 

アメリカ国内においてもグーグルを対象に独占禁止法の捜査が進んでおり、風当りが厳しくなっています。

 

GAFAMの高い利益率と成長率は世界中で注目の的となっているため、GAFAMは政府から真っ先に狙われやすい標的です。

 

イーグル隊長

厳しい規制によりGAFAMのシェアが下がり、利益率が落ちることになれば、GAFAMの高い成長率が下がる可能性があります。

 

 

GAFAM(ガファム)の成長率は?

 

GAFAMの直近5年間の成長率をチャートで比較しました。参考値でS&P500と日経平均も載せています。

 

 

GAFAM過去5年成長率

GAFAM過去5年成長率

 

 

GAFAM成長率

  • Google(ピンク)+143%
  • Apple(緑)+197%
  • Facebook(青)+137%
  • Amazon(オレンジ)+468%
  • Microsoft(赤)+338%
  • S&P500(水色):+55%
  • 日経平均(紫):+10%

 

GAFAMはどの株価も100%超えで大きく成長したのに対して、S&P500は55%、日経平均に至ってはたったの10%しか成長していません

 

特にAmazonとMicrosoftは300%を超える驚異的な成長を遂げました。

 

イーグル隊長

過去5年は日経平均やS&Pのインデックス投資をするより、GAFAMへ投資した方がよっぽど儲かりました。

 

Google(グーグル)の強みと弱み

 

 

Google(グーグル)は世界最大の検索エンジンGoogleを運営しており、Alphabet(アルファベット)の名前で上場しています。

 

世界の検索シェアの9割がグーグルによるものであり、圧倒的な影響力を有しています

 

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グーグルの強み

 

グーグルの強みは利用者が10億人を超えるビリオンサービスが7つもあること

 

しかもビリオンサービスはいずれも利用無料。無料でサービス利用者を増やして広告で稼ぐのがグーグルの戦略です

 

ビリオンサービス

  1. Google:世界最大の検索エンジン。世界シェアは90%超え。Yahooもグーグル検索エンジンを使用。
  2. Android(アンドロイド):スマホ用OS。世界的にはiPhoneとアンドロイドスマホの2強。
  3. YouTube(ユーチューブ):世界最大の動画共有サービス。
  4. Gmail:世界最大のメールサービス。
  5. Google Play:アンドロイド端末用のアプリ管理サービス。無料や有料アプリのダウンロードが可能。
  6. Chrome(クローム):グーグルによるWebブラウザ。過去はInternet ExplorerがWebブラウザの首位でしたが、現在はクロームが世界No.1。
  7. Google Map:地図サービス。世界中でGPSにて自分の位置を共有し、地図サービスが利用可能。

 

 

グーグルの弱み

 

グーグルの弱みは売上の8割以上が広告事業に依存していること

 

グーグルセグメント別売上

グーグルセグメント別売上

 

 

広告関連事業はグーグル売上全体の8割程度。何らかの規制を受けて検索シェアが落ちれば、広告事業が大きな打撃を受けかねません。

 

最近は新事業への投資に力を入れており、広告以外の事業を増やそうとしています。

 

 

Apple(アップル)の強みと弱み

 

 

Apple(アップル)はiPhone、Mac、iPadを販売する巨大IT企業です。

 

今まで多くの革新的な商品を販売し、世界を変えてきました。

 

アップル製品の特徴

  1. iPhone:全世界で多くの人に愛され、累計15億台近くが販売されたスマートフォン
  2. Apple Watch:世界で最も人気のスマートウォッチ
  3. iPad:タブレット型スマート製品
  4. Mac:ノート型およびデスクトップ型パソコン

 

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アップルの強み

 

スティーブジョブズが創業したアップルは固定ファンが非常に多いです。iPhoneや関連製品の価格が高くとも、新製品を出すたびに大きな売り上げに繋がっています

 

最近はApple Music、Apple TV+、Apple Arcadeといった製品以外の関連サービスに力を入れており、アップル製品と共に、売上を伸ばしています。

 

アップルの弱み

 

アップルの弱みは収益がiPhoneに依存していること

 

例えば2019年の決算ではiPhoneが売上の55%を占めています。iPhoneの売り上げが減少すれば、アップルの業績は一気に悪化します。

 

アップルセグメント別売上

アップルセグメント別売上

 

 

既にiPhoneの世界的なシェアは高く、ここから更にシェアを伸ばすのはハードルが高いです。

 

アップル経営陣もiPhoneへの依存を経営問題と認識しています。現在アップルは関連製品や関連サービスを伸ばすことで、iPhoneに依存しない経営に取り組んでいます

 

 

Facebook(フェイスブック)の強みと弱み

 

 

Facebook(フェイスブック)は世界最大のSNSフェイスブックを運営しています。

 

フェイスブックのほか、以下のような事業も手掛けています。

 

フェイスブックの特徴

  • Facebook(フェイスブック):月間26億人以上の利用を誇る世界最大のSNS(2020年)
  • Instagram(インスタグラム):写真やストーリーがメインのSNS
  • WhatsApp(ワッツアップ):無料のメッセージアプリ
  • Oculus VR(オキュラスVR):仮想現実(VR)端末でゲームを楽しめる

 

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フェイスブックの強み

 

フェイスブックの強みは世界のSNS利用のシェアが圧倒的No.1であること。競合のツイッターやスナップチャットはフェイスブックの1/10程度です。

 

SNSのユーザー数

  • フェイスブック:17億人(1日あたりのユーザー数、2020年)
  • インスタグラム:10億人(月間ユーザー数、2020年)
  • ツイッター:1.6億人(1日あたりのユーザー数、2020年)
  • LINE(ライン):1.6億人(月間ユーザー数、2020年)

 

フェイスブックの弱み

 

フェイスブックの弱みは売上がSNSの広告に依存していること。フェイスブックには広告以外の収入はほぼありません。

 

現在フェイスブックは仮想通貨のリブラやVR(仮想現実サービス)のオキュラスなど新事業を打ち出し、SNS広告以外の領域を広げようとしています。

 

フェイスブック売上構成

フェイスブック売上構成

 

 

Amazon(アマゾン)の強みと弱み

 

 

Amazon(アマゾン)は世界最大のイーコマースサイトを運営している企業です。

 

アマゾンはネット通販の世界No.1で圧倒的なシェアを誇っています

 

アマゾンはオンラインショッピング以外にも様々なサービスを手掛けています。

 

アマゾンの特徴

  • アマゾン:世界最大級のイーコマース(オンラインショッピング)
  • アマゾンプライム:定額制サービス。イーコマース配送料無料、プライムビデオ見放題など
  • Alexa(アレクサ):スマートスピーカー
  • AWS(アマゾンウェブサービス):世界最大級のクラウドサービス
  • ホールフーズ:米国のオーガニック専門高級スーパー
  • Amazon Go:レジ無しの未来型スーパー

 

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アマゾンの強み

 

アマゾンの強みは圧倒的な成長率ですアマゾンの株価は過去20年で400倍程度に上昇しました

 

GAFAMの中でも過去5年間の成長率は、アマゾンが断トツで一番です

 

アマゾンはオンラインショッピングを筆頭に、クラウドサービスのAWS、スマートスピーカーのAlexa(アレクサ)など、次々に成長率の高い事業を生み出しました。

 

アマゾンの業績

アマゾンの業績

 

 

アマゾンの弱み

 

アマゾンの弱みは、どの事業においても手強い競合が存在すること

 

例えば、クラウド事業のAWSは過去まで1番のシェアでしたが、2018年にマイクロソフトのAzureに首位を奪われました。

 

競合の動向次第でアマゾンの業績が影響を受けてしまうのが弱みです

 

アマゾンの競合

イーコマース事業(Amazon):ウォルマート、アリババ、Shopify

クラウド事業(AWS):マイクロソフト(Azure)

ビデオ定額サービス(Amazon Prime):ネットフリックス、ディズニー

オーガニックスーパー(Whole Foods):Trader Joes

 

 

Microsoft(マイクロソフト)の強みと弱み

 

 

Microsoft(マイクロソフト)はWindowsやOffice365を提供している巨大IT企業です。

 

実はマイクロソフトは過去何回も失敗を経験しており、シェアを落としたことがあります

 

例えば、独占禁止法によるシェア低下、モバイル、SNS事業の乗り遅れによる業績悪化です。

 

しかし、失敗から学ぶことによりマイクロソフトは強くなり、現在の盤石な経営体制を整えました

 

現在のマイクロソフトは以下のような事業を展開しています。

 

ビジネス内容

  1. Microsoft Office:Excel、Word、Power Point、Outlookなどのパソコンソフトウェア
  2. Skype(スカイプ):ビデオ電話サービス
  3. Azure(アジュール):クラウド事業
  4. Surface(サーフェス):マイクロソフト社製のノートPC
  5. HoloLens(ホロレンズ):ビジネス用MR技術
  6. Xbox(エックスボックス):家庭用ゲーム機
  7. LinkedIn(リンクドイン):ビジネス用SNS。米国を中心に爆発的に普及
  8. Bing(ビング):インターネット検索エンジン
  9. Teams(チームス):ビジネスチャットツール

 

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マイクロソフトの強み

 

マイクロソフトの強みはバランスの良い事業内容です

 

営業利益はパソコン製品、クラウドサービス、個人向けPC関連が1/3程度ずつで分散されています。

 

マイクロソフト事業別利益

マイクロソフト事業別利益

 

 

リスク分散により仮に1つの事業が悪化しても他でカバーできるため、盤石な経営体制と言えます。

 

マイクロソフトの弱み

 

マイクロソフトの弱みはGAFAMに迫る規制問題です

 

例えば、マイクロソフトのOffice製品はシェアが高く、取り扱いできる個人情報が多いことから、規制の対象になりやすいでしょう。

 

規制問題はGAFAMいずれにも言えることですが、独占禁止法などの規制によりシェアが低下してしまえば、業績悪化は避けられません。

 

 

まとめ:GAFAMとは?最強企業の成長率と強み弱みについて

 

 

GAFAMはGoogle(グーグル)、Apple(アップル)、Facebook(フェイスブック)、Amazon(アマゾン)、Microsoft(マイクロソフト)の5社を繋げた単語です。

 

最強企業であるGAFAMの魅力、成長率、強み、弱みについて説明しました。

 

ポイント

  • GAFAMの時価総額は東証1部全体の時価総額を超える
  • 過去5年のGAFAMの成長率はいずれも100%以上。S&Pや日経平均と比べると圧倒的に高い
  • GAFAMはそれ自体が社会インフラになっている
  • GAFAMに対する批判は増加傾向にあり、高い成長率が今後低くなる可能性がある

 

GAFAMは世界的な社会インフラとなっており、日常生活で欠かせないサービスです。

 

2020年4月時点でGAFAMの時価総額は東証1部の企業合計を超えており、その巨大さが分かると思います。

 

過去5年間でのGAFAMの成長率はS&P500や日経平均より遥かに高く、コロナ禍においても成長が止まりません

 

一方でGAFAMに規制を加える動きも世界中で起きており、今後の成長率は低くなる可能性もあります

 

イーグル隊長

米国株といえば、GAFAM。今まで驚異的な株価成長率を残してきました。引き続き高い成長が予想されますが、規制強化の動きには注意が必要です。

 

本記事はこれで以上です。

 

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    イーグル隊長

    30代副業サラリーマンです。資産運用、副業の有益を発信しています。10年以上金融に携わり、米国にてMBA取得。株式アクティブ運用中。自由な生き方をすべく、アーリーリタイアを目指しています。

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