米国株 経済動向

バフェットの時代は終わり?株売却で5兆円の赤字

バフェットの時代は終わり?株売却で5兆円の赤字

バフェットの時代は終わり?株売却で5兆円の赤字

 

有名な投資の神様、ウォーレンバフェットですが、2020年コロナショックではバフェットらしくない行動をとりました。

 

バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイは第一四半期で5兆円の赤字を計上

 

航空株、金融株の多くを損切りし、膨大な赤字になったのです

 

バフェットはバリュー投資家として知られ、例えば、リーマン時のゴールドマンへの5000億優先株出資は有名です。

 

その後、ゴールドマンは立ち直り、バフェットの保有する優先株は大きな利益をバフェットにもたらしました。

 

そんなウォーレンバフェットの動きは多くの投資家に注目されており、今回の航空株、金融株売却は特に注目されています。

 

航空株売却が伝えられた翌日は軒並み航空株が連日大きく下落しました。

 

当時私も航空株を保有していたため、バフェットと同じく、損切りするかどうか非常に迷いましたが、長期保有方針だったので耐えました。

 

結果、航空株は経済再開、ウィルス開発の期待から大きく上昇。バフェットに売られる前より10%以上プラスに転じました。

 

つまり途中で損切りしたバフェットは誤った判断だったと言えそうです

 

航空株を含め、5兆円もの赤字を計上するのはバフェットらしくありません。

 

もうバフェットの時代は終わりでしょうか

 

これについて考えます。

 

バフェットがコロナショック後に売った銘柄

 

コロナショックでバフェットが売却した銘柄です。

 

バフェット売却銘柄

  • アメリカンエアライン
  • デルタ航空
  • サウスウェスト
  • ゴールドマンサックス
  • JPモルガン
  • シンクロニーフィナンシャル
  • リバティグローバル
  • ダヴィータ
  • テバ・ファーマシューティカル・インダストリーズ
  • シリウスXM
  • ゼネラルモーターズ
  • トラベラーズ
  • リバティメディア
  • フィリップス66
  • アクサルタ・コーティング・システム
  • ベリサイン
  • リバティー・ラテンアメリカ
  • サンコア・エナジー
  • バイオジェン
  • アマゾン

 

かなり多くの株を売却しています。航空株、金融株、エナジー株、石油株、保険株、アマゾンまで売っています。

 

一番注目すべきは保有するゴールドマンサックス株のほとんどを売却したこと

 

2008年リーマンショックでゴールドマンを経営難から救ったバフェットの優先株出資は奇跡の一手として知られています。

 

誰もが金融機関の破産を恐れ、手を出したがらないところにバフェットが一気に5000億円突っ込みました。

 

結果、市場の回復を得てゴールドマンは経営難から立ち直り。その後ゴールドマンはさらに大きく飛躍しています。

 

そのバフェットは自ら救ったゴールドマン株のほとんどを売却。

 

売却時、ゴールドマン株価はピークから30%以上下落しているため、割安株のはずでしたが、一気に売却しました

 

割安株のゴールドマンを売却するのは違和感です

 

航空株についても直近で購入したばかりのものを、全てを売却。

 

バフェットは航空株を買った自らの判断が誤りだったと認め、「航空会社に関しては世界が一変した」と述べました。

 

バフェットが割安株を売る違和感

 

長期保有のバリュー投資家で知られるバフェットがコロナショックで割安となった株を売るのは違和感です

 

今までのバフェットであれば、喜んでむしろ買い増しに走るはずです

 

航空株は取得したばかりで、取得時は長期保有をすると宣言していたのに、いきなりの全売却です。

 

バフェットとしては奇妙な動きと言わざるを得ません

 

理由は3点あげられます。

 

1点目の理由は、バフェットの投資ポートフォリオ売却を側近が行い、バフェットが関与していなかったこと

 

側近のトッド・コームズとテッド・ウェシュラーはバフェットの信頼が厚いので彼らの判断だったかもしれません。

 

2つ目の理由はバフェットが高齢であり、判断が鈍ったこと

 

2020年現在バフェットは89歳。とっくに引退してもおかしくありません。

 

しかし、インタビューを見ましたが、質疑応答はハキハキ答え、頭の回転も速いです。89歳ではありますが、まだまだ元気なおじいちゃんって感じです。

 

3点目の理由は超大型企業買収を狙っていること

 

過去からバフェットは超特大クラスの買収を狙っており、コロナショック後に世界が変わることを意識しています。

 

アフターコロナで勝ち組となる企業を見つけ、一気に特大の大型買収を狙っている、その可能性は十分にあります。

 

イーグル隊長

私はこれらの理由の中で、企業買収に備えている可能性が一番高いと考えています。

 

バフェットの次の株式投資は?

 

現状売却した資金をバフェットは次の投資に回さず、現預金に滞留しているようです。

 

手持ち現預金は15兆円近く保有していることになります

 

コロナショック後の2番底警戒、またはアフターコロナで勝ち組となる株を見極めて超大型買収に備えていそうです。

 

バフェットは米国株式市場全体に対して、楽観的な見方を示し、やがて経済は回復し、コロナウィルスに勝つだろうと述べています。

 

またバフェットは株主に向けて「米国の歩みを止められるものは存在しないと確信している」と語りかけ、「米国の歩みに逆らう投資は決してするな」と述べています

 

イーグル隊長

私はバフェットの「アメリカ経済に逆らう投資は決してするな」というコメントが好きで、米国株に対してショートはするなと読み替えています。

 

基本的に米国株は右肩上がりの成長を続けており、もちろん下落場面もありますが、それをピタリと当てることは非常に困難です。

 

長期的には伸びるであろう市場に対してショートをするのは相当な度胸が必要です

 

しかし、欲をかきたくなるのも人間。

 

そんな私もコロナショックでショートポジションを取り、2番底を警戒しましたが、株価上昇が続き、損切りしました。

 

そして、ショートはもうしないと改めて誓った次第です

 

余談ですみません。

 

いずれにしてもこの先、バフェットの動きに注目です。

 

バフェットの動きに対して逆を行くのは度胸が必要ですが、どんな賢人も行動が常に正しいわけではありません

 

人と違う行動を取るにしても、自分の頭で考え、行動することが一番大事でしょう。

 

本記事はこれで以上です。

 

 

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    イーグル隊長

    30代副業サラリーマンです。資産運用、副業の有益を発信しています。10年以上金融に携わり、米国にてMBA取得。株式アクティブ運用中。自由な生き方をすべく、アーリーリタイアを目指しています。

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