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DRIPを活かした高配当株で儲ける方法【おすすめ銘柄と長期運用】

 

こんにちはブライアンです。

今回はDRIPを活用した高配当株で儲ける方法を解説していきます。

本記事を読んで得られること

  • DRIPの重要性について理解できる
  • DRIP有と無しの場合の長期シミュレーションを理解できる
  • DRIPが使える証券会社が分かる
  • DRIPにおすすめな高配当銘柄が分かる

 

DRIPの解説

 

悩める柴

そもそもDRIPって何?

 

DRIPについて初心者でも分かりやすいように解説していきます。

 

DRIPとは

DRIP:Divident Reinvestment Planの略で、株式から得られる配当を自動で再投資に充てることで①税制上のメリットと②複利のうまみを得られる制度。

以下に詳しく解説します。

通常、投資株式の配当はお金で受け取りますが、DRIPを使うことで株式のまま受け取り、それを再投資することができます。

 

DRIPはこれを自動で行ってくれるため、自分で再投資する手間が省略できます。

 

ここで一番重要なポイントは株式を再投資することで、税制上のメリットが得られることです。

通常配当金をお金で受け取ると課税対象となります。

しかし、配当金が自動的に再投資されると実現益にはなりません。つまり、税金がかからなくなるのです。

 

DRIPを使うと配当金に税がかからず、再投資に充てられます。そして次の配当では再配当投資分にも配当金が生まれ、それが再投資されます。つまりDRIPを設定することで税がかからず、投資が複利で運用されていくのです。

この複利のパワーは偉大で、長期的に見ればDRIPなしと比べて大きな差を生み出します。

 

つまり、DRIPとは長期投資に適した非常に大事な制度になります。

 

DRIPが使える証券会社

2020年2月時点でDRIPが使える証券会社はサクソバンクとFirstradeの2社だけになります。

2社とも特定口座に対応していないため、自分で確定申告をする必要があります。

サクソバンクは特定口座対応に向けて準備中で、将来的に対応可となる可能性が高いと言えます。

サクソバンクが特定口座に対応できるようになれば投資家としては非常にありがたいですね。

 

楽天証券、マネックス証券、SBI証券といった国内大手証券会社はDRIP未対応です。

 

サクソバンクはデンマークに本社を構え、世界170国以上に展開する外資証券会社です。日本語でも問題なく口座の開設、取引が可能です。

Firstradeはアメリカの現地証券会社です。ホームページから取引まで全て英語となるのでハードルが高くなります。

基本的にサクソバンク一択で良いと思います。

 

DRIP有りと無しの長期シミュレーション比較

次にDRIP有りと無しの長期シミュレーション比較をしていきます。

以下グラフを見てください。

 

 

元本500万円を5%の配当率で30年間運用した場合のシミュレーションです。

DRIP有りでは元本500万が30年後に2161万円になっているのに対して、DRIP無しでは30年後に1621万です。

その差は500万以上も開きます。

 

これがDRIP有り時の節税メリットであり、単利と複利の差になります。

 

このように配当金をDRIPで運用していくと大きなメリットを得られます。

DRIPは特に長期運用と高配当銘柄に相性が良く、将来的に大きな資産を貯めることが可能となります。

 

DRIPで狙うべき高配当銘柄

最後にDRIPを使って配当率5%程度を狙える高配当銘柄について説明します。

 

【ネット配当率4.5%】高配当ETFのHYG

HYGはiシェアーズ米ドル建て高配当社債ETFです。運営会社は大手のブラックロックです。運用額は約2兆円と大規模です。

ちなみに社債とは企業が資金調達をするために発行する債券のことを指し、株式発行や金融機関からの借り入れといった資金調達手段の1つとしてよく用いられています。

信用格付BBとBの先が全体の88%以上を占めます。多少リスクを取りつつ、リターンを最大化する構成になります。

信用格付とは

信用格付とはAAAからDまでの10段階で企業を格付けしたもので、BB、Bはそれぞれ上から5番目、6番目となります(S&P基準)。

 

ではチャートを見ていきましょう。

HYG Chart

上記チャートは2007年からの推移となりますが、高すぎず、安すぎない、ちょうど良い位置に収まっています。

配当率は約5%。これに対して年間コストは0.49%のため、ネット配当率4.5%となります。

仮に多少株価が下落しても高配当でカバー出来てしまうという利点があります。もちろん株価が上昇すれば高配当も重なってさらにうまみが出ます。

続いてHYGのパフォーマンスです。

配当を含めたリターンになりますが、過去から安定して5%超の数字で推移しています。

配当だけでネット4.5%入るのは非常に魅力的ですね。

続いてポートフォリオの格付けと残存期間です。

投資先は信用格付BBとBの構成が全体の約85%を占めており、ややリスクを取りつつハイリターンを狙う構成となります。

ちなみに信用格付BやBBは決して財務内容が悪い先ではなく、しっかりとした黒字の会社が多いです。信用格付は落ちる理由は借入金が重かったり、自己資本の厚みが足りない、といったことです。

例えば通信会社はインフラ先行投資が必要になり、投資回収に時間がかかります。先行投資は借入金で賄うためどうしても財務上、借入金が重くなります。

の例で言うと、格付BBはソフトバンクグループ、Bはシャープになります。

格付Bはリスクはあるものの、短期間で倒産する先かと言われると、そうは思いません。

加えて社債の残存期間は0~5年までの合計で全体の78%を占めており、短期間が中心となります。10年や20年といった長期社債がほとんどない点も安心材料です。

運用会社のブラックロックは超大手。銘柄の入れ替えを随時行いながらリスクを軽減し、高配当を実現しています。

個人的には少々リスクを取れるのであれば、ほとんどの主要ETFが高値止まりしている中、おすすめしたい銘柄です。

 

【ネット配当率5.1%】高配当ETFのJNK

JNKはブルームバーグ・バークレイズ・高配当債券です。運用会社は大手のステートストリートになります。運用額は1.1兆円と割と大規模です。

投資先は信用格付BBとBの構成が全体の約87%を占めており、HYGと同じく、ややリスクを取りつつハイリターンを狙う構成となります。

ではチャートを見ていきましょう。

JNKチャート

2007年からの推移です。2016年に一度大きく下がり、2020年現在は割安感が出ています。

配当率は約5.5%。これに対して年間コストは0.4%のため、ネット配当率5.1%です。

ネット5%超えのリターンは非常に魅力的です。仮に多少株価が下がっても配当でカバーできてしまいます。

次にパフォーマンスです。

配当金を含んだパフォーマンスです。直近5年のリターンは5%を割っていますが、1年、3年10年において7%以上のリターンを確保しています。

続いてポートフォリオの格付けと残存期間です。

 

格付はBBとBでほとんどの構成を占めるのはHYGと似た状況です。

残存期間は5-7年がメインとなり、HYGより長めとなります。HYGより配当金が高い理由は残存期間が長い点にあると言えるでしょう。よりリスクを取り、リターンを得ている形になります。

JNKの特徴はネット5%を超える配当率と長期チャートにおける割安感の2点ですね。こちらもおすすめできる銘柄となります。

 

年5%程度のリターンを得られるETFは限定されており、出回っているのは新興国投資など、リスキーなETFとなってしまいます。

その点、今回ご紹介した2つのETFは米国の高配当社債への投資となるので安心感があります

他の主要ETF、例えばVTI(ダウ平均連動)やBND(債券連動)が高値にあって不安のある中では高配当ETFへの投資割合を増やしていくのは賢いやり方です。

主要ETFの相場がある程度落ち着いてきたら、それらに投資をしていけば良いだけです。

ただ、待っている間に何も投資をしないというのはもったいないので、繋ぎという意味でも高配当ETFはおすすめです。

 

本記事のまとめ

  • DRIPは節税しながら複利のうまみを得られる超重要な制度
  • DRIP有りと無しの長期シミュレーションで大きな差が生じる
  • DRIPは長期投資と高配当銘柄と相性抜群

 

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    イーグル隊長

    30代副業サラリーマンです。資産運用、副業の有益を発信しています。10年以上金融に携わり、米国にてMBA取得。株式アクティブ運用中。自由な生き方をすべく、アーリーリタイアを目指しています。

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