ETF 米国株

初心者向けおすすめ米国株ETFの紹介【2020年】

悩める柴
  • 米国株に初めて投資をしたいけど、どこから始めれば良いのか分からない
  • 米国株が今後も伸びていくか不安

 

こういったお悩みに対して、2020年版初心者におすすめな米国株ETFを紹介します。

 

本記事を読んで得られること

  • 初心者におすすめな米国株ETF
  • 米国ETFのパフォーマンス、コスト、配当利回り
  • 目的別のおすすめ米国株ETF

 

 

 

 

 

初心者向けにおすすめな米国株ETF【2020年】

 

ETFとは

 

ETFは"Exchange Traded Funds"の略で、一言でいうと上場投資信託です。

 

通常の投資信託との違いは「上場している」、「簡単に分散投資できる」、「コストが安い」、「いつでも売買できる」です。

 

ETF、投資信託、個別化の違い

ETF、投資信託、個別化の違い

 

ETFは主に日経平均やダウ平均、S&Pといったインデックスの動きに連動します。

 

例えば、米国株S&Pインデックスであれば米国市場全体への投資が可能となります

 

初心者はまず米国株ETFから始めるのが一番おすすめです

 

中級者、上級者もETFをポートフォリオに組み入れており、万人受けの資産運用方法です。

 

イーグル隊長

私も米国株ETFをポートフォリオに入れています。次で紹介するVTIで長期運用中です。

 

続いて具体的な米国ETFを紹介します。

 

王道のVTI(初心者に一番おすすめ)

 

初心者に一番おすすめな米国株ETFです。何が良いか分からない場合、とりあえずVTIだけ買っておけば間違いありません

 

VTIとはバンガード・トータル・ストック・マーケットETFの略です。バンガードは米国ETF運用会社の大手の1社です。

 

運用額は15兆円にのぼり、アメリカを代表する巨大ETFです

 

VTIへの投資はおよそ4000銘柄への分散投資となり、アメリカ市場に上場する株式のほぼ100%を占めます

 

これは小型株から成熟株までアメリカ市場を網羅することを意味します。

 

つまり、VTIへ投資をすることでアメリカ市場全体に投資ができるということです。

 

では、VTIのチャートです。

VTIチャート

VTIチャート

 

過去から右肩上がりが続いています。

 

10年前の価格と比べると約3倍へと伸びています。

 

これに分配金が毎年2%程度入るため、分配金込みであればリターンは4倍を超えています。

 

続いてVTIのパフォーマンスです。

 

VTIパフォーマンス

VTIパフォーマンス

 

VTIの配当を含むパフォーマンスです。

 

過去5年間で毎年10%を超えるリターン、リーマンショック後の過去10年間では毎年13%を超えるリターンを叩き出しています。

 

コロナショックもあり、将来の成長率は下がる予想ですが、バンガード社はこの先の成長率を5%程度と予想しています。

 

毎年5%成長を考えれば、メインの投資先として組み入れたいETFだと言えるでしょう。

 

更に特筆すべきは超低コストです。

 

コストは年間たったの0.03%。ここまでコストが低いのは巨大ETFで投資総額が大きいからです。

 

これだけのパフォーマンスを見せながらこの超低コストは素晴らしいです。日本株でここまでコストが低いものはありません。

 

次にVTIのポートフォリオです。

VTIポートフォリオ

VTIポートフォリオ

 

マイクロソフト、アップル、アマゾン、アルファベット(グーグルです)といった大手が上位を占めています。

 

その他小型株も含んでおり、リスクを分散した投資スタイルとなっています。

 

VTIについてのまとめ

  • アメリカを代表するETF。小型株から成熟株まで多岐に渡る分散投資が可能
  • 過去10年間は、年間13%のリターン
  • 配当金は約2%。年間コストは0.03%

 

世界投資ならVT

 

続いてはVTです。VTとはバンガード・トータル・ワールド・ストックの略です。

 

こちらもバンガード社のETFです。

 

運用額は1.5兆円程度。VTIの1/10とは言え、大きい運用額です。

 

VTの特徴としては全世界投資であるというところです。

 

アメリカを含め、先進国、新興国への投資が可能となります。アメリカ55%、日本7%、イギリス5%、中国3%と続きます。

 

ではVTのチャートです。

 

VTチャート

VTチャート

 

2008年の暴落はリーマンショックです。その後2009年からは多少上下の動きを見せつつも全体として伸びています。

 

リーマン前の最高値を2011年に更新。リーマン後、3年で回復しています

 

途中株価が上下ジグザグに動くのが頻繁して起きていますが、これはポートフォリオが世界分散投資であり、ボラティリティが高いためです。

 

このチャートは分配金を除くチャートですが、毎年2%程度分配金が発生しています。

 

続いてVTのパフォーマンスです。

 

VTパフォーマンス

VTパフォーマンス

 

配当を含むリターンです。

 

VTの過去5年間でのリターンは毎年7%弱、過去10年間では8.5%と勢いがあります。

 

世界投資といっても約55%をアメリカ株が占めるため、米国株が下支えしています。

 

コストは年間0.09%。こちらも超低コスト。

 

アメリカだけでなく、今後の世界成長に期待する際におすすめのETFとなります。

 

次にVTのポートフォリオについてです。

 

VTポートフォリオ

VTポートフォリオ

VTポートフォリオ2

VTポートフォリオ2

 

米国株が約半分、残り半分をその他世界株で構成。

 

世界成長を期待する際に良いETFです。

 

VTについてのまとめ

  • アメリカを含む世界投資のためのETF。ポートフォリオのうちアメリカは55%
  • 過去10年、年間8.5%以上のリターン
  • 配当は年間約2%、コストは0.09%

 

高配当を狙うならVYM

 

VYMはバンガード米国高配当株式ETFです。

 

運用額は3兆円程度。こちらも大規模のETFです。

 

VYMの特徴としては大型株のなかでも市場平均以上の高配当に焦点を絞っているところです。

 

配当率は3%程度でVTIやVTと比べると1%高くなります。

 

このETFの特徴としては高配当を狙いつつも、リスクを抑えるため大型株をメインターゲットとしているところです。

 

安定した高配当狙いに適したETFと言えるでしょう。

VYMのチャートのです。

 

VYMチャート

VYMチャート

 

米国大型株をメインとしているだけあって右肩上がりの安定したグラフです。配当は含まないグラフとなっています。

 

この基準価格に加えて毎年3%の配当が入ると考えれば非常に良いETFと言えるでしょう。

 

続いてVYMのパフォーマンスです。

VYMパフォーマンス

VYMパフォーマンス

 

配当を含むリターンです。過去5年間、10年間ともに10%前後の素晴らしい成長を見せています。

 

コストは年間0.06%と超低コスト

 

アメリカETFはどれもコストが日本に比べて低めではありますが、バンガード社のETFは特に超低コストであり、投資家としては非常に魅力的ですね。

 

続いてVYMのポートフォリオです。

 

VYMポートフォリオ

VYMポートフォリオ

 

JPモルガン、ジョンソン&ジョンソン、P&Gといった金融、消費財系が上位に入っています。

 

大型株が中心になるので安心感があります。

 

VYMについてのまとめ

  • アメリカ大型株を中心とした高配当ETF。安定感あり
  • 配当率は年間3%程度、コストは0.06%

 

さらに高配当を狙うならHYG

 

HYGはiシェアーズ米ドル建て高配当社債ETFです。運営会社は大手のブラックロックです。

 

運用額は約2兆円と大規模です。

 

ちなみに社債とは企業が資金調達をするために発行する債券のことを指します。

 

株式発行や金融機関からの借り入れといった資金調達手段の1つとしてよく用いられています。

 

投資先は信用格付BBとBの構成が全体の約85%を占めており、ややリスクを取りつつハイリターンを狙う構成となります。

 

信用格付はAAAからDまでの10段階で企業を格付けしたもので、BB、Bはそれぞれ上から5番目、6番目となります(S&P基準)。

 

HYGのチャートです。

HYGチャート

HYGチャート

 

ボラティリティ(株価の変動の激しさ)はありつつも、基準価格は安定。

 

配当率は約5%。これに対して年間コストは0.49%のため、ネット4.5%となります。

 

今までご紹介したETFと違って基準価格の成長は望めないかもしれませんが、その分高配当を取りに行くという手法です。

 

仮に多少株価が下落しても高配当でカバー出来てしまうという利点があります。

 

もちろん株価が上昇すれば高配当も重なってさらにうまみが出ます。

 

続いてHYGのパフォーマンスです。

 

HYGパフォーマンス

HYGパフォーマンス

 

配当を含めた基準価格を示しています。過去5年、10年ともに5%超えの安定した成長が見られます。

 

配当のみで年間ネット4.5%入るのは非常に大きいですね。高配当銘柄のメリットです。

 

続いてHYGのポートフォリオです。

HYGポートフォリオ

HYGポートフォリオ

 

あまり見慣れない企業が並んでいますね。

 

Alticeはフランスの主要通信会社。スプリントは2013年にソフトバンクが買収したアメリカ4位の通信会社。

 

Transdigmはアメリカの航空機部品の製造会社です。いずれも大会社です。

 

これらの会社の特徴としては大きな額の先行投資が必要となるビジネスであるため、高利回りの社債を発行していく点です。

 

本ETFの加重平均残存年数は3.2年。短期社債が中心です。長期よりも短期のほうが低リスクです。

 

普段見慣れない企業が多いため、ややリスキーな感じもしますが、ETFの運用会社ブラックロックは超大手。

 

銘柄の入れ替えを随時行いながらリスクを軽減し、高配当を実現しています

 

個人的には少々リスクを取れるのであれば、ほとんどの主要ETFが高値止まりしている中、おすすめしたい銘柄です。

 

HYGについてのまとめ

  • 少々リスクを取りつつもハイリターンを目指すETF
  • ネット配当率は年4.5%

 

守りのBND

 

BNDとはバンガード・米国トータル債券市場ETFです。

 

運用額は約6兆円と大規模です。アメリカ全体の優良債券に投資します。

 

米国債や上位格付け付与の債券への投資となります。

 

BNDは低リスクで守りの運用をするならおすすめのETFです運用額が大きい方向けにもおすすめです

 

BNDのチャートです。

 

BNDチャート

BNDチャート

 

ボラティリティがややあるように見えますが、右側の数字の範囲が70から85の範囲なので値動きとしては狭いレンジ内です。

 

注目すべきは2008年のリーマンショックで、リーマンショック後あっという間に値が戻っています

 

当然といえば当然ですが、株価が危険だと判断すれば債券に資金が流れるためです。

 

このように今後株価が不安定になりそうな際には特に債券投資は守りの一手として優秀な戦略になります

 

債券に投資をしながら様子見といったこともできます

 

配当は2.5~2.6%。年間コスト0.035%差し引き後、ネット配当は2.5%です

 

守りの投資ながらも年間2.5%の配当が発生するというのは、さすがアメリカ市場。守りの投資であれば十分な利回りですね。

 

続いてパフォーマンスです。

 

BNDパフォーマンス

BNDパフォーマンス

 

配当を含めたトータルリターンです。

 

5年、10年で毎年3%以上のリターンを生み出しており、堅実、かつ資産を安全に増やしていくとしたらまさにうってつけの銘柄となります。

 

続いてBNDのポートフォリオです。

BNDポートフォリオ

BNDポートフォリオ

 

米国政府が63%と一番大きく、その後も上位格付けの債券が占めており、盤石なポートフォリオです。

 

初心者向けおすすめの米国株ETF購入方法【2020年】

 

続いて初心者におすすめの米国株ETFの買い方です(2020年版)。

 

ドルコスト平均法で分散投資

 

結論として、ドルコスト平均法がおすすめです

 

ドルコスト平均法は有名な投資手法ですが、期間を定めて、毎月一定額をコツコツと積み立てていくものです

 

例えば、毎月10万円ずつを5年間に渡って購入することで、合計600万円が積みあがります。5年に渡って投資を分散することで時間の分散が図れ、リスクが回避できます。

 

期間は3~5年間をおすすめします。淡々と相場を気にせず機械的に積み立てましょう。

 

最初の5年が終わったら次の5年、また次の5年といったように長期間で投資していきます。

 

相場下落時はドルコスト平均法を続けていくのが精神的に辛くなりますが、アメリカ市場は長期的に見ればずっと右肩上がりにあり、負けることはほとんどありません

 

また、相場下落時に資金を温存しておいて追加投資をするのも非常に良い方法です。

 

初心者におすすめな投資配分は運用資産の2/3をドルコスト平均法、1/3は相場下落時用に温存をおすすめします

 

2020年のコロナショックのような暴落は10年に1度のペースで発生しています。

 

相場が3割以上下がるような場面であれば、温存しておいた資金で一気にフルインベストメント出来ます。

 

ドルコスト平均法のメリット

  • 時間を分散して積み立てられる
  • リスクの分散ができる
  • 徐々に投資に慣れていける

 

ドルコスト平均法のデメリット

  • 時間がかかってしまう
  • 最初の頃は資金規模のメリットが出づらい
  • 相場が下落しても淡々と続ける必要がある

 

米国株ETFおすすめの証券会社【2020年】

 

最後に米国株ETFを購入するおすすめ証券会社を紹介します。

 

DMM証券

 

売買手数料無料の国内証券会社。シンプルで迷いずらく、初心者にとって1番使いやすい証券会社です。

 

DMM証券ホームページ

 

マネックス証券

 

国内大手証券会社。充実した注文方法を備えています。成行、指値の他、逆指値、時間外取引等。サービスも充実しており、非常におすすめです。

 

マネックス証券ホームページ

 

楽天証券

 

国内大手証券会社で取引画面が見やすいのが特徴。迷わず売買が可能。持ち株一覧、ポートフォリオも分かりやすいです。

 

楽天カードとの連携でポイントが利用できるのも魅力です。

 

楽天証券ホームページ

 

SBI証券

 

大手国内証券会社。商品ラインナップが豊富。米国ETFの定期積立サービスあり。簡単に定期積立可能です。

 

SBI証券ホームページ

 

サクソバンク証券

 

サクソバンク証券は国内証券会社で唯一DRIPが可能(配当再投資)。節税による長期取引に最適です。

 

テクニカル分析のチャートが豊富にあり、短期トレーダー向けの機能が充実。

 

サクソバンク証券ホームページ

 

Firstrade(海外証券)

 

Firstradeは紹介する中で唯一の海外証券会社です。日本から開設可能で、唯一海外長期滞在時も使える証券会社。

 

DRIP対応可。売買手数料完全無料。

 

アメリカ市場の全ての株式が購入できます。小型株、成長株、テンバガー選定など本格的に米国株売買をしたい方向け。

 

イーグル隊長

筆者の愛用するメイン証券会社です。

 

Firstradeホームページ

 

 

米国株証券会社比較はこちら

米国株のおすすめ証券会社を初心者用に徹底比較【ランキングあり】
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まとめ:初心者向けおすすめ米国株ETFの紹介【2020年】

 

✔米国株銘柄の解説まとめ

  1. アメリカ市場全体への投資ならVTI(初心者に1番おすすめ)
  2. 世界投資ならVT
  3. 高配当狙いならVYM
  4. さらに高配当を狙うならHYG
  5. 守りのBND
  6. 買い方はドルコスト平均法で時間分散を図ること

 

 

1000万円あったときの運用方法です。

 

なぜアメリカ市場が魅力的なのか

【2020年】なぜ米国株は初心者におすすめなのか?【日本株との比較】

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    イーグル隊長

    30代副業サラリーマンです。資産運用、副業の有益を発信しています。10年以上金融に携わり、米国にてMBA取得。株式アクティブ運用中。自由な生き方をすべく、アーリーリタイアを目指しています。

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